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これまでの私の経験則として、失敗作ほど美味しい(でも悔しい)ことに気がついていましたが、のうけん5月号の巻頭記事(西村和雄先生の『米と野菜を美味しいものに』)にズバリ的を射たお話がありました。
 
要約すると、減反政策によって作付け面積が減ったが、米農家は反収を上げて収入を確保しようとしたので生産量はさほど減らなかった。おまけに食味が下がってしまったので消費量が半減し、米余りが常態化して米価格も大幅に下がってしまった....。
もし、昔ながらの有機肥料を中心とした低反収の米作りに転換していたら、今日のような悲惨な状況にはなっていなかったでしょう。

今年も、もうすぐ種まきの時期です。
美味しいお米を作ることは以外と簡単な事かもしれません。
ポイントは、
①がんばらない(世話をしすぎて甘やかさない)
②よくばらない(収量を追求しない)

です。